個人年金保険の契約には、保険の対象とされる被保険者の他に、契約をする人と年金受取人を設定する事が必要です。これらの三者は、同じ人に設定してもかまいませんが、それぞれ別の人を指定する事も可能となっています。
契約をする人とはいわゆる契約者と呼ばれる人で、個人年金保険を実際に支払う立場の人を指します。支払いを行うだけではなく、契約の変更や契約を解除するなど一定の権限を持っているのがその特徴です。
それに対し年金受取人とは、契約した個人年金保険を実際に受け取る人の事を表しています。一般的には夫または妻にする事が多いのですが、中には子供を受け取りの対象とする場合も見られます。
また、被保険者とは個人年金保険の実際の対象者であり、仮に終身年金プランの場合だと被保険者が亡くなるまでの間はずっと年金の受取が可能となるのが特徴です。その為、夫と妻のうち、寿命が長いと思われる人の方を指定する場合がよく見られます。
これら三者のうち、契約と受取を違う人にした場合は、贈与税がかかる点に注意しなければなりません。贈与税がかかるのは年金の支給開始時です。この事により、契約・受取に関しては別々の人物にするよりも同一人物を指定する方が、状況がわかりやすい上に贈与税もかからなくて済むので良いと言われています。